パリの休日♪(9)ホテル ラ・パリジェンヌ
いよいよ最後の旅記録です。
パリへの旅行で飛行機の次に決めたのが大事な宿泊先。
まずは、色々怖い噂を聞くパリの中で、
セーヌ川左岸の方が比較的安全ということで、その中でも、かつて文化人達が集まっていたモンパルナス地区で探す事にしました。
大きな駅なので、ここを拠点にも、動きやすかったです。
そして、もう一つの希望が、
アパルトマンに暮らすパリジェンヌの気分を味わえそうな小さなホテルで過ごしたい♪ でした。
沢山あるホテルの中から、
まさにこれ!っと閃いたのが、
その名も、"ラ・パリジェンヌ・エレガンシア"
パリっ子女性の精神で運営されていると言うこちらのホテルには、パリジェンヌの小粋な絵があちこちに飾られ、心踊るハッピーな気分で過ごすことが出来ました。
中庭に面した小さな窓。
パブリックスペースも、気を張らずに寛げる空間になっています。
地下にある朝食のお部屋。
どこかのお家のようにも感じられます。
壁のタイルも、 さりげなく置かれたお花達も、ライトも、シンプルでありながらとってもオシャレ♡
壁にも、くるくると表情を変えるパリジェンヌが描かれています。
小鳥がとまってるこの電球も、
遊び心が感じられてステキ♪
セルフで 好きなだけ食べます。
パンもハムも、チーズもバターも…みんな美味しかった〜♪
ホテルのスタッフさん達も気さくでとてもご親切でした。
小さな子を連れたファミリー向けではないように思いますが、
私達の様に女性2人でや、ご夫婦や、お一人の男性や女性もいらっしゃいました。
フランスでは、いまだ、週末にはデモが続いていますし、
シャンゼリゼを通るメトロではスリに対する注意が日本語でも流れたり、
私が入る時に、券を持たずに一緒に改札内に入り込もうとする人がいたり、
車の勢いも日本とは違い、クラクションもあちこちで鳴らされ、
一歩外に出ると、自分の日常にはない緊張感が常にありました。
その反面、
言葉がままならない私にお手上げな店員さんもいらっしゃいましたが、殆どの方が快く対応してくださり、ご親切な方々に助けられもしました。
行く先々の路上やメトロの通路や、挙げ句の果てにはメトロの車内で、歌やアコーディオンや、バンドだったりで演奏する人達に出会い、
娘と、あ〜また聞こえて来たねー♪ と話しながら歩いていました。
それが若者でなく、いい歳した渋いおじさんが殆ど…。
中でも、メトロのホームの片隅で自前の小さないすに座り、アコーディオンで"アメリのワルツ"を哀愁漂う音色で奏でてらしたおじいさんは、大変印象的でした。
地図を手に娘と二人、行き先への道を調べ、歩き回り、感動に感動を重ねながら過ごした夢のような5日間、
よく行けたね〜と、今も話しています。
ボンジュール マダーム♪
の、たくさんの声が、旅を終えた今も 心に聞こえて来ます♪
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