パリの休日♪(6)郊外 シャルトル

4日目は、フランスの国鉄SNCFに乗って、
パリ郊外のシャルトルを訪れました。

朝6:40頃に国鉄モンパルナス駅に到着。

モンパルナス駅は国鉄と地下鉄も数本乗り入れていて、とても大きな駅です。
日本で言うと新橋みたいな感じ。
初めてだと迷いやすいとのことで、
娘の提案で、前日に駅に来て列車を指定してチケットを購入し、ホームの階も確認していました。

早く着いたので、
構内にあるフランス老舗のパン屋さんに並んで、パン オ ショコラとエビアンを購入。

通じると思って張り切って言ったのに、
…後で思うと関西弁風な発音だったらしく…
分からないと言われ、仕方なく指でさして買えました笑


15分前に何番線から発車するかが掲示されます。
こうして、立ち止まって掲示板を見上げて待ちます。


19番線とでて、早速確認、列車に乗り込みます。
定刻通り発車したのはいいけれど、
何故かノロノロ、ノロノロ、
このままだと、向こうで観光する時間が無くなってしまわないかとヒヤヒヤしていましたが、25分くらい経ってから ようやくシャカシャカ走り出しました。
その間、20分くらい経ってから一度アナウンスが入ったのみで、
数分おきに状況説明が流れる日本とは随分違うなぁと感じました。

ホッとして買っていたパンを食べ始めました♡
走り出すとともに、ようやく外も白んで来て、長閑かな田舎の景色が見え始めました。

下の写真は帰りに撮ったものですが、
この様な景色が続きました。
白黒模様の牛たちに見えませんか?
拡大すると 餌に群がる馬たちでした笑
景色をのんびり眺めながら、
8時40分頃にシャルトルに到着しました。
数十メートル歩くと…
シャルトルのシンボル、
ノートルダム大聖堂の姿が見えました。

ノートルダム大聖堂は、先に見に行ったシテ島の大聖堂だけと思っていたのですが、
フランス語圏内にいくつもあるそうですね。
"ノートルダム=私達の貴婦人"〜聖母マリアに捧げて建造された教会の事と知りました。

そして、高くそびえる二つの尖塔の様式が異なります。
向かって右が元々のロマネスク様式、
火災が起こり、再建された左が、その時代のゴシック様式。

シャルトルの大聖堂も世界遺産に登録されています。


近づくほどに、その存在感が迫ってきました。カメラに収まりきらない高さです。


さて、
朝早く訪れた事で、この旅 一番と思える経験をする事ができました。


扉を開けてみたものの、人の気配がなく中に入っていいものか、入り口でウロウロしていたら、自転車で おばさんがいらっしゃいました。
尋ねると、ここからいいのよ、という感じで答えてくださって、
シーンとした教会の中へ入りました。

続いておばさんも入り、お花を備え、ローソクを灯してらっしゃる様子が見えました。
娘と二人、教会の中を歩いていると、
優しく美しい声が聞こえてきました…

先ほどのおばさんが歌う賛美歌でした。
なんて清らかなのでしょう…

静謐な教会の中で 信者の方が日常として歌われるその声に 心を震わせながら、

出来るだけ足音を立てないように
教会の中をゆっくりと歩きました。
シャルトル ブルーと言われるステンドグラス。
一際 光を浴びている祭壇、
花も添えられ、神々しい美しさです。


大きなパイプオルガンも。


見ている間に、
教会の中の幾つものローソクを取り替えに来たお兄さん、
そして、お祈りを捧げるおじさん、
シャルトルの町で、信者の方々の、きっと毎日繰り返されているであろう場面に出会うことができました。


中世の町がそのまま保護されています。
庶民に読み書きが普及していなかった頃、
看板で店を示したそうです。

なんともユーモラスでお洒落ですね。
自転車を止めて立ち話する男性の後ろには、フランスパンをかじる小さな男の子が乗っていました(o^^o)

暫く歩いて、カフェに入りました。
センスの良い店内。
そして、とっても美味しい クリームブリュレとエスプレッソ。
娘は クロックムッシュ、
チーズがとろけて、こちらも 絶品でした!
そしてこのボリューム♪
ポテトも いっぱい食べてね〜!って感じです笑
右がお店のお兄さん、
左がお客様のおじいさん、

映画のワンシーンのようです…

私たちが帰り始める頃、観光客の方々がぞろぞろと教会へ入っていきました。

娘のフランス語の先生のオススメで訪れたシャルトル。

パリとは違った趣きの 心休まる町でした。
〜〜〜〜〜〜〜

パリで見聞きしたことを生徒さん達にもお裾分けしたく、
パリに関連する作曲家たちのお話を交えて音楽講座を計画中です♪
詳細は後日お知らせ致します!

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