パリの休日♪(5)エッフェル塔〜教会でコンサート♪
雨が上がり、青空がまた覗き始め、
お店を出てシャイヨー宮へ向かいます。
パリ万博の時に建てられたシャイヨー宮は、エッフェル塔を眺めるのに絶好のロケーションです。
スマホの待ち受けにもしていたこの景観、
卒業旅行以来、再びこの場に立った時には感激でした!
真冬ですが、なんだかメルヘンの世界のように見えませんか?
ショパンが39歳で亡くなるその年の数ヶ月間、小高いこの丘に住んでいたそうです。
その頃、まだエッフェル塔は立っていませんが、
ショパンもこうしてパリの街を眺めたかもしれません。
さて、パリには観光地の他に街中にも突然メリーゴーランドが現れます。
セーヌ川を渡ります。
この橋が、世界遺産に登録されている一番西の イエナ橋 です。
エッフェル塔の足の向こうに見える背の高い建物が、パリに到着した夜にエッフェル塔を眺めていたモンパルナスタワーです♪
写真右側が16区、前回のブログで書きましたが、パリの高級住宅街があるところです。
橋を渡ってから向こう岸を見て、
綺麗だなぁと思ったので後から調べて、なるほどと頷けました。
下から見上げます!
登れるので来てみましたが、並んでいる人がいたのと、またしても雨がパラついてきたので断念。
急いで次の目的地へ向かうことにしました。
駅に向かう間にどんどん雨風が強くなり、
必死に傘をおさえながら、何とかメトロ6号線のビル アケム駅に到着。
6号線は、メトロと言いつつ、全線の半分くらいが地下ではなく、ケーブルカーのように高架線を走っています。
パリの街を眺めながら乗れる、楽しい時間でした♪
そして、10号線に乗り換えて、モベール ミュチュアリテ駅に着きました。
地上に出ると、雨は小雨になって、
正面はこのような街。趣がありますね。
今回の旅で叶えたかったもう一つは、
教会でコンサートを聴きたい!という願いでした。
この先を左に曲がった場所に 静かに佇むサン エフレム教会でのピアノコンサート、《ショパン with キャンドルライト》を聴きに。
こじんまりとしたこちらの教会では、
コンサートが日常的に行われているそうです。
この日、ほぼ満席でした。
チケットを取っておいて良かったです!
ご夫婦だったり、友人同士らしき人達だったり、思い思いのスタイルでこうしてコンサートに足を運ぶ生活が定着しているのかもしれませんね。
ショパンが過ごしたパリで、ショパンの作品を聴く…
まだパリに来て数日ですが、
その景色の中にショパンがいたことを胸に、
また、ショパン自身が演奏していたことを思い浮かべたり、感慨深い時間でした。
舞台三ヶ所に立てられた燭台のローソクに火が灯されてコンサートが始まりました。
ピアニストは、パスカル マルティン さんという方。
ワルツ9曲、バラード第1番、ノクターン2曲、
英雄ポロネーズ。
アンコールは、ノクターン9-2でした。
エレガントで、また、感傷に浸りすぎない素敵な演奏でした。
記念にご一緒に撮っていただきました♪
娘が、この日の色々な出来事の中で、
このコンサートの時間が一番良かったと言ってくれて、
私もとても嬉しかったです。
駅へ戻る時にはこの青空。
雨上がりは、街の色が一層素敵に映ります。
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