パリの休日♪ (3) シテ島〜サンルイ島・サロン ショパン
ポン ヌフを渡るとシテ島の西側に入れます。
シテ島は、パリ発祥の地。
歩いてすぐに、「聖なる礼拝堂」といわれる、1248年に完成したパリ最古の教会、サント シャペルに到着します。
中に入ると、
こちらは、王家の使用人のための礼拝堂。
そして、狭い階段を上がると、
薄暗い一階から一転して、
思わず立ち止まりました。
鳥かごのように壁を極限まで切り詰め、
その隙間をステンドグラスで埋め尽くす、
ゴシック様式の建物です。
一つ一つのステンドグラスに イエス キリストのお話が描かれているそうです。
暫し佇み、
そして、いよいよノートルダム大聖堂へ。
こちらも、ゴシック様式の傑作。
この時、ちょうど2時の鐘が鳴りました!
ガラーン ガラーン…
日本では聞くことの出来ない音、
動画に撮ったので、生徒さんたちが鐘に纏わる曲を弾かれる時には 聞かせてあげたいです。
こちらは、南のバラといわれるステンドグラスです。
なんて厳かなのでしょう。
中の螺旋階段をひたすら上がって、
先ほどの正面の写真の、バラ窓の階よりさらに上の、キマイラの回廊へ。
一生懸命下から撮った写真は、こちらの鐘。
階段は全部で500段はあったかと思います。
この鐘をどのようにしてこの高い場所まで上げることが出来たのでしょう…
再び外にでて、モンマルトルを眺めます。
また階段を降りてポン サンルイを渡り、
その名の通りのサンルイ島へ。
サンルイ島から振り返ると大聖堂の裏側の姿、天に高くそびえ立つ尖塔が見えました。
遊歩道へ降りて行くカップル♡
ハトたちも♪
穏やかな昼下がりですが、
パリでは朝から晩まで、何度もパトカーのサイレンを耳にしました。
さて、見たいところを色々考えて向かったパリですが、
中でも特に思っていたのが、
ポーランド歴史文学協会の中にある、サロン ショパンです。
こちらは、中を見学できる日が限られているのですが、
ラッキーな事に この日はオープン日でした。
けれど、扉は外から開けられません。
中の係りのおじさんが気づいて開けてくださいました。
二階へ上がると、広いお部屋があり、その奥にショパンの遺品が展示されているサロン ショパンがあります。
足を踏み入れると、ショパンのノクターンが流れていて、
一瞬のうちに、ショパンの世界へ…
ショパンが晩年使っていたと言われるプレイエルのピアノ。
デザインも色艶もエレガントですね。
せっかくなので記念に(^^)
こちらは、よく目にされるかと思いますが、
ショパンの手の石膏。
丸いケースには、ショパンの髪が残されていました。
かつて、ワルシャワから戦火を逃れてパリに来たポーランドの文化人たちは、このサンルイ島に集まることが多く、ショパンもその一人。
この島のどこかの建物で演奏する事もあったと聞くと、何とも言えぬ感動が静かに押し寄せました。
こちらを出て、
今度は別のお楽しみ、パリで一番美味しいと人気のアイスクリーム店へ♪
ラングドシャや
大好きな タルト オ ポム…リンゴのタルト!
これ、藤沢の隣の大船駅前にあるケーキ屋さんのとソックリ!
そういえば、そのお店はフランス菓子店です笑
メニューを全く読めず、フランスと言えば ワイン、ワインと言えば…
"ブドウ!" と思わず言ったけれど通じる筈もなく…
ショコラ アンド ストロベリー …一番言いやすいものにしました笑
噂通り、とっても美味しかったですよ!
せっかくなので、サンルイ島も少し歩きました。
シテ島と同じく歴史は古く、
貴族や著名人が大邸宅を構えてきた高級住宅街だそうです。
ふと、目に留まったこのショーウィンドウ…
去年、駅前のデパートに期間限定でたまたまきていたアクセサリー屋さんで、思わず買ったアレに似てる!!
と、目が釘付けになりました。
私が買ったのはこちら↓
パリで仕入れたと言われてました(^^)
合う服がなくて、一度も付けたことがありませんが、
このキュートなデザイン♡
壁に飾ってもいいかなぁ〜と思いながら、
まだ大事にしまっています。
さて、
サンルイ島から右岸へ短い橋を渡ると、
そこに、メトロの入り口がありました。
よくよく見ると…
駅名が、「Pont Marie」‼︎
今渡って来た橋が、 「Pont Marie」〜マリー橋だったのです♡
Marieピアノ教室の記念に、パシャ!笑
地下鉄で、シャトレ駅まで行き、
パリの街にそぐわないと批判もあるポンピドゥー センターへ。
ここでは、国立近代美術館でピカソやカンディンスキーなどの絵画を鑑賞しました。
センターを出た時にはもう夜に差し掛かっていました。
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