生徒さんのチャレンジ〜ブルグミュラートークコンサート
10月に地区予選に挑戦された生徒さん達が
東京ファイナルで浜離宮小ホールで弾かれました。
7月の発表会が終わって ホッと一息ついてから、ファイナルまでの3ヶ月間、
フレーズを歌うこと、
歌が伝わるタッチを作ること、
山を感じて全体の流れを作ること、
メロディーとハーモーニーのバランス、
などなど、実に取り組む課題は多く、
それらを深く、一生懸命練習されました。
普段のレッスンなら、とっくにはなまるが付いています。
だんだん聴く力が付いてきて、
だんだんタッチの加減もわかってきて、
自分にとってのテンポ感と聴いている人が感じるテンポ感の違いを埋めていき…
3ヶ月前より明らかに上達されました。
一生懸命チャレンジされたからこそ、得られたものは大きいです♪
年長さんと一年生、よく頑張りました!
舞台に置かれたトロフィーが欲しかったのに、ご入賞に届かず悔しい想いをされたようです。
高得点をつけてくださっている先生もいらっしゃいましたので、否定されたように受け止めず、
自分が以前より前進したことを肯定出来るように
また ここからレッスンしていきたいと思います。
そして、
コンクール会場で、ピアニスト 赤松林太郎さんによるブルグミュラー作品によるトークコンサートが1時間開催されました。
同じ時代をパリで過ごしたショパンやリスト達と重なる題名の曲もあり、
その時代の流行の中で、子供達向けのロマン派の香り高い小品をいくつも作曲されました。
赤松林太郎さんの指先から
一つ一つの作品に息が吹き込まれ、
浜離宮コンサートホールが、
色とりどりの花びらが舞っているかの様な極上の音楽に包まれ、
驚きとともに感動致しました。
最後に事前アンケートでブルグミュラー以外の曲でリクエストが多かったリベルタンゴを弾いてくださったのですが、
こちらは 打って変わって ピアソラの世界にどっぷりとつかり、
衝撃的なまでの演奏でした。
やっぱり生演奏は たまらない!
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