マスタークラス聴講〜リサイタルへ♪
前回の続きです。
午前中の勉強会のあと、横浜へ戻り、
ポーランドから来日されたショパン音楽大学教授のヨアンナ・ワヴァリノヴィチ先生による、マスタークラスを聴講しました。
一つの音にも、一つのフレーズにも、
心と耳を傾けて、繊細な指先でその作曲家の想いを音にすること…
ヨアンナ先生が フレーズを歌われる表情には、作曲家や作品に対する慈しみを感じました。
なぜ、こう書かれているのか、
なぜ、そのように音にするのか、
ほんの一部分にどれだけの事が込められているのか、
を 歴史的背景のお話も交えながら
丁寧に言葉にも表して伝えてくださいました。
レッスン生の皆様、素晴らしい演奏で、
最後に素敵な女性の方が弾かれたシューマンに、思わず涙がこぼれました。
その後、また東京へ。
秋に湘南でもトークコンサートをしてくださった菊地裕介さんのピアノリサイタルでした。
♪チャイコフスキー《くるみ割り人形 》(プレトニョフ編曲)
♪ベルリオーズ 《幻想交響曲》(リスト編曲)
どちらもオーケストラの曲をピアノ用に編曲されたもので、
ピアニストの拘りのプログラムから、
豊かな音の世界を見せて? …聴かせていただきました。
この日聴いた曲は 高度な作品ばかりでしたが、
小品に取り組む際にも、それがどの様な世界なのか、どのような想いで書かれたのかを考えることが
作品の扉を開ける楽しみに繋がっていくように思います。
レッスンでもそのような時間を生徒さん達と共有していきたいと思います♪
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