音楽講座vol.4《世界の音楽2》~開催しました♪
昨日、音楽講座vol.4《世界の音楽2》を開催しま
14名のお申込みでしたが、残念ながらお二人欠席で、12人で行いました。
今回初めてのご参加だった生徒さんは5名+お友達1名でした。
これまでの皆勤賞はお2人です。
世界の音楽の第2回目は、1回目より更に内容を深めて生徒さん達にチャレンジしていただきました。
最初はドイツ。
「山の音楽家」の歌を知らない子もいたのですが、
みんなの歌声に乗ってすぐに覚えて歌えていました。
繰り返す歌詞の部分は声を弱くネ、と言うと、そのようにそーっと声を潜めて♪
そして、登場する4匹の動物に合わせて移調した和音を聴いて瞬時に歌えるかやってみました。
サッと合わせられる子もいれば、じわっと乗っかって来る子もいましたが、
4小節目辺りで声が揃っていました。
歌い終わってから、
”初めはト長調で、最後はハ長調だったね♪” と、
しっかり聞き取れていた生徒さんも♪
次はロシアへ。
ロシアでもモンゴルに近いタタールの人たちのフォークダンス、「タタロチカ」を取り上げました。
始めにみんなで振りを覚え、曲を流してダンスがスタート。
手を繋ぎ円になって回る場面が来た時、どうするかな・・・と思ってみていたら、
たまたま下に敷いていたマットを中心に
みんながサッと輪になって回り出し、
この部屋の中でできるかな・・・と心配していたのもなんてことなくクリアー。
子供たちの機転の良さに感心しました。
学年が違っても、初めて会ったばかりでも、男の子も女の子も、
みんなサッと手を繋いで笑いながら踊っていて、
微笑ましい姿にほっこりしました。
一旦休憩を入れて、次はフランスへ。
「キラキラ星」。
実は18世紀から伝わるシャンソンがもととなっていて、
本来の歌詞は娘が母親に悩みを聞いてください・・・と語るもの。
その内容のオペラのシーンを鑑賞しました。
低学年の子供たちが、オペラに果たしてどれだけ興味を示すかな・・・と思いながら様子を見ていましたら、
素晴らしいソプラノ歌手の歌声と登場人物たちのユーモアあふれる動きに
子供たちも惹き込まれた様子でした。
ソプラノ歌手の見事な歌声に、
”こんな高い声出ないよ~”
”声じゃなくて楽器みたい~!”
と感想が出ました♪
フルート奏者との掛け合いの振りを早速真似してみたり♪
次に、キラキラ星のメロディーを作曲家たちが自分の作品に取り上げている例として、
モーツァルトの変奏曲を途中まで演奏し、聴いて頂きました。
そして、サン・サーンスの動物の謝肉祭の中の〈化石〉、
男の子二人の連弾を聴いて頂き、キラキラ星のフレーズを見つけよう、という事もやってみました。
鑑賞の様子を見ていて、
レベルの高い演奏には、自然と人の心を惹き付ける力があるという事を
今更ながら実感しました。
そして、最後は今年のオリンピック開催地、ブラジル。
ラテン音楽のリズムをご紹介し、ヴォサノバに使われる〈2-3〉のリズムを練習しました。
これがなかなか、継続して打つのが難しく、混乱してくるようで、
振り付けをしたり、
〈タントタントタン ウンタンタンウン〉と、
言葉を付けて打ってみたりしながら、
いよいよリトルマーメイドの「アンダー・ザ・シー」に合わせてスタート♪
1回目は途中でグダグダになって来て、途中でストップ。
2回目、テンポを落としてチャレンンジ。
そうすると、ピアノを弾いてる後ろにみんなの揃った手拍子が聴こえて来て、
わぁ~っ♡ と、テンションが上がりながら、無事最後までやり切れました。
みんながやろうとする集中力、凄いです!
参加された子供たち、本当に素直に一生懸命やって下さって、
どのコーナーも反応が良く、
普段人見知りの女の子もみんなに交じって、
嬉しそうな笑顔で思いっきり歌ったり踊ったりされていた姿にもジーンとしました。
そして、みんな、お互いに優しいんです。
アシスタントに付いていた娘も、みんなの明るくて、無邪気に反応を示す姿が可愛くてたまらなかったようです。
しかも、
各国の写真を見た時に上がる声に、なんて物知りなんだろうと私と二人、感心していました。
普段のレッスンでは味わえない、みんなでの楽しい音楽の時間を満喫していただけたと思います。
昨日のメンバーのお母様からメールをいただき、
お家に帰られてからも、ダンスを踊ったり、歌を歌ったりされて、
また行きたーい! と言って下さっていたそうです。
喜んで頂けて、私も本当に一生懸命準備した甲斐がありました。
今回希望がありながら来れなかった生徒さん達にも是非この経験をさせてあげたいと思いました。
そこで、同じ内容で4月6日か7日に、もう一度日を設けようと思います。
(追記~7日13:15~14:25に開催決定しました)
ご参加ご希望の生徒さんはご一報お待ちしております。
もし、もう一回参加したい~♪と仰る生徒さんがいらっしゃいましたら、
そちらも大歓迎です!
初めての生徒さん達をきっとリードしてくださる事と思います♪
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