ソワレの部のキーワードは《心のエネルギー》
昨日に引き続き、発表会を振り返り、
今日はソワレの部の方について。
ソワレは4年生〜社会人、と、お兄さんお姉さんと共に2、3年生が4人加わりました。
マチネが終わってから、ソワレのリハーサルが始まり、
そこで弾いている子達の姿を見て、
数年前までは、さっきのマチネの子達のように小さかったのに、こんなに大きく堂々とした存在感で弾けるようになって…
みんな大きくなったなぁ〜!!
としみじみ思いました。
そして、
お母様方からお声をいただいたように、
学校ではいつものメンバーでもあり、
違う学年、違う学校であっても、お馴染みの子達との久々の再会でもあり、
教室を通じて生徒さん達のご成長を見届け合うような温かさがありました。
初めてこちらの教室の発表会で弾かれた生徒さん達も、
また次の時には、あの曲の!と、思い出していただけるくらいの魅力的な演奏をされていました。
そして、お兄さんお姉さんに混じって弾かれた小さい生徒さん達もそれぞれに、丁寧で自分のもとのした演奏をされていましたね♫
1部も2部も和やかなスタートとなりました。
さて、その生徒さん達の演奏は、
私も一観客として、とても楽しく聴いていました。
生徒さん達の個性が、マチネで聴いたよりも更に強く光っていました。
聴いてくださった方々が
楽しかった♫
みんな素晴らしい演奏でした♫
と仰ってくださったのは、
生徒さん達の《エネルギー》を感じ取って下さったからだと思います。
その時だけ必死に弾いても、それは違います。
数ヶ月間、取り組んでいる最中の《心のエネルギー》が、
舞台で発揮されているのだと思います。
演奏の上手い下手とも違い、
《心のエネルギー》に、心を揺さぶられる何かを感じるから感動するのですね。
それこそが、演奏者と聴衆の一体感だと思います。
聴く人にもその事を感じ取る《心のエネルギー》があるのだと思います。
演奏には永遠に完璧はなく、終わりがありません。
けれど、
作曲者や作品に対して敬意を持ち、
自分自身を高めながら最高のパフォーマンスに向かっていくその姿勢が、
生徒さん自身の個性をより一層光らせていたように感じました。
それも皆、
ご自分の力だけではなく、
見守られるご両親のお力があってのこと、
声掛け一つにしても、日々ピアノに向かう為の環境作りにしても、
それ無くしてはあの演奏には辿り着かなかったと思います。
発表会で弾かれた生徒さん達全員の頑張りの裏には、
ご両親さまの熱い想いがあった事を生徒さん達も気づいているか…
もし、今まだ分からずとも、いつか振り返って感謝される時が来ることと思います。
生徒さん、ご家族の皆様の熱意のお陰で、
私にとっても感無量な一日となりました。
心からお礼申し上げます。
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