発表会〜マチネの部より
今回、入替制で、お昼はマチネ、夕方からはソワレと題して行いました。
マチネはプレピアノの年中さん〜1年生、
ピアノレッスンの、1年生〜3年生を枠組みにし、
そこへ、6年生と中2のご姉妹が加わりました。
プレの生徒さんは、まだいきなり一人での演奏は不安が大きいかな…と思い、連弾を入れてあげることにしました。
何人かは、発表会前から緊張している、と伺っており、
自分が幼稚園の年齢で、何かに緊張した記憶が全くないので、そんな小さなうちから緊張感を抱くことにビックリ!
感受性豊かなのでしょうね♪
お顔が硬っている子もいましたが、しっかり弾き切ってお見事でした。
プログラム1番の孫は、舞台で迷い道に入って落ち込んでるかと思いきやニコニコと舞台から降りてきたので、ホッ(^^)
直前になって、出るのが恥ずかしくなった男の子もいましたが、去年は発表会をやらない、と言っていたので、今年は前進です!
発表会デビューの子達、ご両親様も終わってホッとしてらっしゃるでしょうね。
また次も出たいなぁと思って貰えたでしょうか。
皆さん、健気に頑張られたと思います!
マチネでの高学年に当たる2.3年生は、
チャレンジ的な選曲でした。
まだ、ピアノを始めて2〜3年の子がほとんどですが、バラエティーに富んだプログラムだったと思います。
聴いているより、実際の楽譜は複雑な曲も多く含まれています。
2〜3年生は練習の掻き入れ時と捉えています。
理解力が増してきて、まだ時間もありますし、
伸び盛りです。
反面、自我が強くなり、それまでお母さんお父さんに頼っていたのをうるさがるようになってくる頃でもあります。
ご成長の期待を込めて、また、自分と向き合うように、
踏ん張らないと弾けないような曲を敢えて選びました。
去年の動画発表会の曲からここまでレベルアップしたのか!と、驚かれた方も多いと思います。
2週間前に、安心モードに入って気の抜けた演奏をしていた子には喝を入れ、
発表会1週間前でも、最後のポイント!をお伝えして、攻めの姿勢で取り組みました。
それを前向きにやって来られた生徒さん達の想いに感心しました。
舞台で普段以上の力を出した子もいれば、
惜しいところでミスタッチがあり肩を落とした子もいましたね。
どっちが良い悪いではなく、
どちらも貴重な経験と考えています。
成功体験は自信に繋がりますし、
悔しかった気持ちはこのまま終わらせないように、数年越しでも想いが叶うよう、この経験を原動力としてチャレンジすれば良い事と、伝えて行こうと思います。
発表会が終わってからの宿題の確認で、
いつものテキストを開いてみたら、とてもシンプルな譜面に見えて、
こんなのすぐ弾ける!と、感じた子が多くいました。
そんな自分の成長に自信を持って、
溌剌と新たなスタートを切ってくださることと思います!
そして、最後のご姉妹、
頑張って続けていると、こんな曲を弾けるようになるんだ!というお手本のようだったと思います。
本当は、ソワレの部を小さな生徒さん達に
聴いていただきたかったのですが、
お二人の演奏があったお陰で、そのイメージを持っていただけたのでは、と思います。
お姉さんの方は翌日から定期テストで、
ソワレにももう一人、同じ状況の生徒さんがいらっしゃいましたが、
お二人とも発表会を諦めずに、勉強との両立を敢えて選択されました。
それ程、発表会を楽しみに取り組んで来られたからだと思います。
そのような姿勢もお伝えして、今日はこの辺で。
次はソワレの部について書きますね。
0コメント