ご卒園、ご卒業おめでとうございます
今日は昨日と打って変わって暖かな一日になりましたね。
この3月、ご卒園、ご卒業の生徒さんたち、おめでとうございます。
大変な一年も含めて振り返られ、感慨深いことと思います。
昨日、暫くお休みされていた生徒さんが最後のレッスンとご挨拶にいらしてくださいました。
お姉さんが弾いてらっしゃるピアノに憧れて、自分も弾けるかなぁ、弾けるといいなぁ、とレッスンを始められました。
高学年になられてからは、お友達からのリクエストの曲を弾かれたり、学校行事ではキーボードや指揮者として、練習の時にはお友達に教えてあげたり…とご活躍されて、音楽に積極的に取り組んでくださる姿を嬉しく拝見していました。
ピアノを弾いて自分自身が心癒されたり自分の心の拠り所となったりしますが、
演奏をご家族やお友達と共有できると、さらにそれは豊かなものになりますね。
ピアノでも指揮でも伝える力を持ってらっしゃる事をこれからも大切にしてね、とお伝えしました。
そして、夜には、
中学、高校をご卒業されたご姉妹とお母様がいらしてくださいました。
お二人とも受験も終えられ、それぞれに春から新しい生活が始まるとのご報告もいただきました。
大学生になられるお姉さんとは、
3月11日の震災の時、丁度レッスンをしている最中で、これは只事ではないと思い、手を繋いで一緒に外に出ました、毎年その事を思い出します。
お二人とも長年レッスンに来て下さり、レッスンに来られなくなってもお家でピアノを楽しんでらした事をお話しくださいました。
今教室にいらっしゃる生徒さん達も、
彼女のようになっていただきたいなぁと、私のレッスンの目標の一つであります。
妹さんは去年の発表会までご参加くださって、
よくここまで弾ける様になられたなぁと、とても嬉しく思っていました。
身近な中学生、高校生がこうして発表会で演奏してくださるのは、幼い生徒さん達にとって、とても励みになりますね。
今も中高校生6人が6月の発表会に向けて頑張ってくださっています♪
妹さんは発表会が大好きで、以前、次の発表会まで1年半くらい期間が開きそうだった時に、
その生徒さんの熱意に押されて、ミニ発表会を鎌倉芸術館のレセプションホールで開催しました。
そんな生徒さんのお気持ちに何度も励まされて参りました。
お母様には、それこそうちの娘達が小さかった頃からを知っていただいていて、いつも気に掛けてくださり有り難く思っています。
30歳を前に初めてこの地に住み始めてから、1年してレッスンを始めましたが、
全く知り合いのいないところから、
こうして、教室の生徒さん達、ご家族の皆様と
心温まるお付き合いをさせていただき、
どんなに有難い日々だったことでしょう…。
発表会の集合写真を時々開けて見ながら、
こうして今も日々生徒さん達との時間をいただく毎日に幸せな気持ちを噛み締めています。
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