ラフマニノフに酔いしれる

梅雨入り前の 爽やかな青空ですね!
これからジメジメとしめきますが、
ピアノを置いてあるお部屋は湿度を45%前後に保って スーッと抜けるいい響きを奏でたいですね♪


さて、
先日の日曜日は、泉区管弦楽団の定期演奏会へ行って参りました。

プログラムは
*ロッシーニ セビリアの理髪師序曲
*メンデルスゾーン イタリア
そして、
*ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番
ソリストは、菊池裕介さんでした。


お馴染みの曲で、
前半の2曲は、隣の席の紳士がノリノリで、ハミング混じりで楽しんでらっしゃいました♪

楽団の皆様は、そんな事を聞かれたらきっと嬉しいでしょうね。

ラフマニノフも、もしかしてハミングが…と思うと、そこはじっくり聴きたいところなので、休憩の間に その方には見つからない様に席を変えました笑

菊池さんは、
これまで、ラフマニノフの2番は、オーケストラパートをピアノで弾かれたことは何度もあるけれど、
意外にも、ソリストとしては今回が初めてだそうで驚きました。

そして、私は、何度もCDやyoutubeで聴いていましたが、生演奏では初めてでした。

オーケストラの波のように押し寄せる音の中に 
時に前へ後ろへと織りなすピアノの響き、
それを10本の指で生み出すピアニストの存在感に、改めて感動でした。

指揮者がバイオリニストでもあり、
アンコールは、ピアノとバイオリンとの演奏で、
ラフマニノフの"ヴォカリーズ"…。
心震える素晴らしいコラボレーションでした。

そして、拍手に応えて、
最後は、ラフマニノフの流れで、
"パガニーニの主題による狂詩曲  第18変奏"

最後はもう、ここに居られて良かった、
ずっとずっと終わらないで欲しい…と、願わずにいられない心境に。


ぎりぎりの心に寄り添ってくれるようだったり、大きく温かく包み込んでくれるようだったり、
最後の一音まで なんて美しい音楽…

幸せな気持ちをいただいたコンサートでした♪



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