コンクールについて思うこと

コンクールを受けてらっしゃる生徒さんが数人います。


コンクールとなると、入賞出来るかどうか、次の段階に進めるかどうかが

気持ちの中で膨らんでいくのは、ご本人にとって当然のことと思います。


出された結果の受け止め方について、

周りの大人の態度や意見は、ご本人に少なからず影響を与える物と考えています。


もっと言うと、

大人が掛ける言葉によって、同じ結果、同じ講評をどうにでも受け取れると考えます。


自分の耳に そんなに上手に聴こえなかった子達が上位に入っていた場合、

では、いったいなぜなのかを真剣に考える前に不服を言うのは順番が違います。


そして、人の事より、自分に下された評価について、もっと真剣に考えるべきと教えるか、

一緒に考えてあげる事が必要です。


講評も、時に辛口に書かれている場合があります。


コンクールだけでなく、ピティナのステップでいただく評価も講評も、同じく。


幼い子に対して、ここまで鋭く書かれるのか、と、

大人が感じたとしても、

それを子供に言うものではありません。


これを期に、もっと上手になれるようにと、

短い時間の中で、限られた紙面に、一番伝えたい事を真剣に書いて下さったものだという事を

子供に話してあげるのが、そばにいる大人の役目だと思います。


毎日見守って来られたからこそ、

良い評価を一緒に喜びたい、と言う気持ちも勿論わかりますが、

子供には推し量ることの出来ない部分を大人が汲み取り、

素直に前向きになれるように導いて行かなければ、

今後受けても、心の成長には繋がらないと危惧します。


ですから、

私も、そばにいる大人の一人として、

思い正していただけるように お話しします。


コンクールも、ステップも、

それぞれの目的によって自由に受けられるものですが、

そこに至る過程を大事にしたいし、

結果に対して、大きく一喜一憂せずに

期限のある目標に向かって頑張ったこと、進歩出来たことを一緒に喜びたいと言う気持ちです。


これからまだ続く生徒さん、これから新たに受ける生徒さん、

それぞれに、

ホールという非日常的な空間の中で人前で弾く大きな経験を

演奏の上達と心の成長に繋げて頂けるようにと願っています。






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