三人のピアニスト
3月は連日で2つのリサイタルへ行き、
三人のピアニストの演奏を聴きました。
お一人目は、以前ブログでご案内していた、
田崎悦子さん。
ピアノの小品を花束のように集めて聴いていただきたい、との思いで、"ピアノブーケ"という素敵な企画の第2回目のリサイタルでした。
小品と言っても、今回は、
ショパンのマズルカ3曲と、シューマンの"子供の情景"、そして、大曲と呼べるリストの"ダンテを読んで"。
それぞれの作曲家に対する思い入れ、
特にリストへの想いは強く、私が貴方に変わって伝えます…と言う使命のような気持ちで弾きます、と言うお話もされていました。
今年喜寿を迎えられるそうですが、
強いパッションを音に変えて届けられる演奏からは、上手いとか凄いとか、そんな言葉では表せない音楽が伝わってきて、
半世紀に渡りピアニストとして生きて来られた強いオーラを感じずに入られませんでした。
翌日は、"菊池裕介presents" vol.1 加々見茉耶-東京公演へ。
フレッシュな印象の加々見さんは、若さ溢れるエネルギッシュな演奏で、感嘆の拍手が起こりました。
菊池さんは、生で聴きたい! と思っていたピアニストのお一人で、洗練された音色の惚れ惚れする演奏でした。
休憩を挟んで、ソロと連弾による3時間に及ぶプログラム、
ドビュッシー自身が演奏不可能と言った、
管弦楽曲を連弾用に書き換えた"海" まで
熱演が続きました。
どちらのリサイタルも 100席ほどの会場で、ピアニストとの距離だけでなく より音楽にも近づく感じで良いなぁと思います。
二日で、年代の異なるピアニストの魅力溢れる生の演奏を聴けて 大満足でした。
〜〜♪〜〜〜♪〜〜〜♪〜〜
教室の生徒さん達へ
4月6日(金)、9日(月)の音楽講座のご参加受付中です♪
詳しくは、お手紙、または3月25日のブログをご覧ください。
0コメント