中井正子先生によるシンフォニア最終回♪

昨日は、今年通っていた、ピアニスト中井正子さんによる

バッハ　シンフォニアの講座、最終回でした。

講座は終わりましたが、

演奏に活かすのはまだまだこれからです。

去年のインヴェンションの講座から引き続きで受講し、

インヴェンションや、シンフォニアは勿論ですが、

バッハの作品に限らず、他の作曲家の曲を見ても見え方が変わりました。

10代の時には、難しくて　苦しいことの方が多かったバッハですが、

中井先生の詳しい解説と演奏アドバイスにより、

こんなことや、あんなことも・・・、スゴイなぁ！！と

感動しながら向き合えるようになりました。

今日最後に仰っていたのは、

シンフォニア15番の終止線についているフェルマータについて。

インヴェンションから30曲を終えて、

ようやく入り口まで来ました。

平均律の世界へ・・・

という事で、

会場の皆さんのため息？も聞こえたほど・・・

ここまででも圧倒されるくらい　やる事あるのに

まだ入り口だったのか・・・

いやいや、情熱を持って取り組んでいこう！

そんな風に思えたのは中井先生のお蔭です。

去年から目を患ってらっしゃり、

手術をされていましたのに、

体調の大変さを微塵も出されずに、

熱心に、明るい表情で私達に学びの場を作って下さったことに

心から感謝いたします。

真剣な時間の中、チャーミングな中井先生に、

難しい内容も  やってみよう！と言う気持ちを起こさせていただいているように感じました。

来年は、ドビュッシー没後100年という事で、

ドビュッシーの全作品を取り上げて下さるそうで

今からとても楽しみにしています♪