仕上げに向かって大事なポイント3つ!
ゴールデンウィーク明けのレッスン、
さぁ、みんなどうだっかな…?
と思いながら、木金土月、のレッスンを終えて…
この2週間の成果を感じられた子が多かったのは
とても嬉しいことでした!
休み前より、弾けなくなっていた子も、ほんの僅かいましたが、心を入れ替えて頑張ろうと、切り替えを促しました。
出来たと思って油断していた…そうです。
上達してきても、弾かないとまた腕が落ちると実感するのも、経験の一つですね。
今ならまだどうにか出来ますが、これが1週間前だともう悲しい本番になるよ、とお伝えしました。
さて、生徒さんの出来具合にもよりますが、
仕上げに向けてのポイントをレッスンでお伝えしています。
初めてその曲を聞く人に伝えられる演奏とは…
1.メロディーが滞りなく聞こえる
2.ベースの進行が聞こえる
3.安定したテンポ感
基本的なところで、この3つ。
もちろん、どんな風にメロディーを歌い上げ、
ベースとのバランスも整っているか、なども細かく関わってきますが、
まず、メロディーが一体どんなものなのかわからなければ、非常にモヤモヤした音になりますね。
メロディーを楽譜に忠実に、
レガートならレガート、アクセントやスタッカートが付いていれば、どのような表情が適切なのかを試行錯誤し、メロディーのまとまりを意識して、出来るだけ大きく捉えて弾くこと。
メロディーだけでも、整えるのは本当に大変なことです。
そして、メロディーを支えるベースの音、
これを無意識と意識的にとでは、大違いです。
特にベースには終止を表す音が含まれますので、
そこを意識していれば、一つ一つ区切りを感じられ、
こうなって、こう、
という曲の流れを感じ取ることができます。
テンポもゆらゆら、自分の都合で変えては、
とても不安定で、聞いていて落ち着きません。
楽譜には見えているようで見えてないことが多くあり、
ただ感覚で弾くだけでは追いつかないものが
隠されています。
曲に慣れてきて、
仕上げ!と思って、通して弾く練習ばかりしていると、
大事なことが、ポロポロと抜け落ちていくので、
今一度、メロディーに磨きを掛け、
ベースの進行に耳を向け、
安定したテンポを訓練し、
きちんとした練習を積み上げることが必要です。
嬉しい本番を思い描きながら
頑張り抜いていただけるよう、
レッスンは白熱しています!
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