ピアノから伝わる、そして社会の動きも…
4年生。弾いてらっしゃる後ろ姿に、随分大きくなられたなぁと感じます。
去年の10月にホールで弾き合い会をした時には、
聴いてらした他の生徒さんのお母様が、
ジーンとして感動しました、と仰っていました。
小さな生徒さん達も、お兄さんの演奏に憧れたようで、その様なお声が舞い込んでくる程、魅力的な演奏をされました☆
ご本人は気づいてらっしゃるかどうかわかりませんが、人を惹きつけるものが音となって伝わったのでしょうね。
6月の発表会に向けて、またカッコいい洒落た曲を練習中です♪
今年は初めからホールで出来るといいですね。
やはり、音の伝わり方が違いますしね。
さて、
最近、音楽科卒でなくても、ピアノ愛好家として、
ビックリする程本格的にピアノをされている方にお
会いする機会があります。
子供の頃からピアノを習ってらして、
そのまま自然に続けて来られたり、
大学でピアノサールに入って更に演奏を高めて来られたり、
50代になって、再びピアノに向かい始められたり、
様々です。
お仕事をされているので夜の10時や11時から、
または、どうしてもグランドピアノで練習したい時にはスタジオを借りて練習されているそうです。
そんなにしてまで!と、一瞬思いますが、
その時間がないと逆にしんどいとのことで、
ピアノがもう生活の中に存在しているという事だと思います。
ピティナのステップに100回以参加して来られた70代の方もいらして、
ベートーヴェンの後期ソナタを全楽章弾いてらっしゃいましたので驚きです。
正に、《ピアノが人生の友》となってらっしゃるようで、
生徒さん達もこのような方々のようになっていかれると嬉しいなぁと思いながらお話を伺っていました。
皆さま既にご存知かもしれませんが、
今、企業では、
芸術的な思考から社会を考えるという取り組みが始まっているそうです。
経済学的、社会学的な思考だけでは克服し得ない問題が現代社会にはあり、
それを、芸術的観点から社会を考えるために、
真の芸術を学ぶ時間を作っているところもあるそうです。
生徒さん達もピアノを弾きながら、
何らかの繋がりが将来生まれてくる可能性があるやしれませんね。
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