動画視聴発表会のご報告
昨日6月14日に、動画視聴による発表会を終えました。
今回、ホールで出来るか出来ないかという不安定な状況であったり、
その後も、動画視聴という形に決定し、
今回は発表会を断念された生徒さんも少なからずいらしたので、
ここで 教室の皆さまにご報告させていただきます。
先週の土曜日から一週間、毎日レッスン室で40人、81曲分の録画を行いました。
譜読みも終わり、より素敵な演奏へと進めていきたい時期に止むを得ずオンラインや添削のレッスンとなり、
生徒さん、ご家族の皆様も 一体どうなるのか…とご不安がお有りだったと思います。
モチベーションをキープし続けられず、中だるみに生徒さん自身が苦しんだり、ご両親さまもご心配されたこともあったと伺いました。
私との連弾も、合わせ始めたい時期にオンラインになり、私のパートをお送りして合わせる練習をしていただきました。
オンラインでは、ここでもっと踏み込みたいという気持ちがお互いに空回りする事もあったと思いますし、
そんな事も乗り越えながら、やっと録画前の2回ほどレッスンを教室で行えました。
私の中では、演奏の細々とした修正より、
生徒さん達が、"元気に自分らしく演奏できる"
という事を1番に、
残りわずかな練習期間を
録画の日を楽しみにピアノに向かっていただけるようにとレッスン致しました。
生徒さん達は気力と集中力で
一生懸命取り組んでくださったと思います。
動画では、きっと、
そんな生徒さんの演奏や表情を
感じていただけたのではと思います。
生徒さんもご家族の皆さまも、おじいちゃんおばあちゃんも、お友達も、
ホールでの発表会を楽しみにされていたでしょう。
けれど、
この状況の中で、最後までやり切ろうと取り組まれた生徒さん達には
ホールとは違う達成感を味わっていただきたいという想いで、皆様のご協力をいただきながら、なんとか今年の発表会を実現できました。
思っていた以上に 生徒さん達が生き生きと演奏され、
ホールとは違う緊張感の中やり切った後の笑顔に、
ぐっと熱いものが込み上げる瞬間に何度も立ち合わせていただき、
私自身、感動の連続でした。
思わぬハプニングで、ご迷惑をおかけする事も少なからずありましたが、
寛大なご対応に救われました。
録画はこのような状態でした。
iPadで右上からと、スマホでピアノの蓋の中からお顔の表情を写し、編集いたしました。
撮影をした私も、編集した娘も素人なので、色々と不具合がございますが、
大目に見ていただければ幸いです。
今回、想像を越える経験を私自身させていただきました。
皆さまと共にこの達成感を分かち合えると嬉しいです。
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