東京・春・音楽祭 《ぞうのババール》

3月末、先にご案内しておりました、
東京 春 音楽祭の企画、
"ぞうのババール"お話音楽のコンサートへ行ってきました。

別所哲也さんのナレーション、さすが! 
生粋のパリジャンである作曲家 プーランクになりきって、
幼少から どのように作曲家へと進んでいったのかを、ユーモアを交えて 話して…と言うか、話しかけてらっしゃいました。

プーランクが影響を受けた作曲家の曲の演奏や、画家たちとの交流のお話もあり、興味深い内容でした。


そして、後半が、プーランクがとてもとても気に入って、
絵本を全部覚えてから作った"ぞうのババール"のお話音楽。

別所さんが、身振り手振りを交えながら絵本を読まれ、
プーランクがそれぞれのシーンに付けた音楽を、ピアニストの三浦友里恵さんが彩り、世界を広げます。

息の合った素敵な舞台でした☆

子供さんたちが多いので、
シーンとした空気のコンサートよりも、
安心して親御さんたちも連れて行ってあげられるコンサートだと感じました。

また来年もあるそうですよ♪

お話音楽といえば…

幼稚園、小学生の頃は、風邪やら腹痛やらで学校を休みがちだったのですが、
寝るだけでつまらない私に、
枕元にてんとう虫のレコードプレーヤーを置いて、お話音楽を聴かせてくれていました。

《ドレミファブック》、ご存知の方いらっしゃいますか?


泣いた赤鬼や、バンビ、ハンメルンの笛吹き、白雪姫など、
何度も何度も聞きました。

耳から入ってくるお話の声、その情景に彩りを加える音楽に耳を傾けてそのシーンを想像するのは、
布団の中に居ながら 心はそのお話の世界へと飛び出す時間でした。


他にも、童謡、世界の歌も
てんとう虫のプレーヤーで 繰り返し聴いていたことを、
とても懐かしく思い出します。


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