見送る人に

7月に父は臓器をごっそり切り取る大手術を受けました
生きるために、その選択をしました
手術は無事終わりました
その数日後、合併症で血液が体に漏れ始め、
一時は命が危ぶまれましたが、
乗り越えました
当初の予定より20日長い入院生活を送り
やっと明日退院を迎える時、
明治維新を迎えるような気持ちだとメールに書いてありました
退院したものの、
手術を受ける前に想定していたよりも自分の回復具合が達しておらず、
内心こんなはずでは、、、という気持ちが湧き起こって来たと思います
今、筋肉が落ちてダルい身体を甘やかさずに
頑張ろうとしています

そして、
父が入院して間もなく、義母にも癌が発覚しました
けれど、手の施しようがなく、
緩和ケアの方向で過ごすことになりました
癌とは別に、お腹に大きな腫瘍ができていて、それが急激な速さで肥大していき、
お腹を圧迫し、ずっと腹痛でたべられなくなり、どんどん体重が落ちていきました
日々痛みに耐えながら
もしかしたら死が近いことを悟っていたかもしれません
義母には告げていなかった余命宣告よりも早く、数日前、容態が急変しその日のうちに天国へ旅立ちました

回復に向かう父と回復の見込みのない義母の
その相反するような二人の姿に
心の置き場がわからないまま日々過ごしていました

義母とのお別れに会いにいき
その穏やかな表情にホッとしました

子は宝、
子供たちと過ごしていた時が一番大変やったけど一番楽しかった、
とよく話していました

亡くなる間際まで、
本当は会いたいのに、
遠くから遥々、もう来なくていいからそっちで頑張ってや、
と私達のことを想い続けてくれました

義母の姉が92歳で広島からお別れに来ていました
長生きするほど、何度も大切な人を見送ることになる、
ここから、叔母さんの歳まで、凄い道のりだけれど、
私も見送る人になりたい、と叔母の姿を見て思いました



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