井上 真理

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ピティナ ピアノステップ

先週のレッスンでは、9月23日、24日にステップに参加された生徒さん達と 講評を読みながら振り返りました。弾いて、評価だけを見て一喜一憂するのではなく、講評に書いてくださっている内容を受け止めてこれからの演奏に繋げることが大切ですね。生徒さんたちの講評を読んで私も勉強になっています。前回いただいたアドバイスを思い出して、16分音符はこうやって弾くと上手く弾けるんだったよね!と、練習した結果、今度は褒められた生徒さんがいらっしゃいました。レッスンで言っている事を 書かれた子には、やっぱり ここが大事なことだったんだね、これから出来るように他の曲でも取り組んでみようね。とお話ししています。是非、ピアノを弾く中で、アドバイスを頂ける機会に積極的に参加していただきたいなぁと思っています。生徒さんお一人お一人、ステップに掲げる目標は違います。弾けたら終わり!ではなく、一曲にしっかり取り組もう。発表会以外にも 普段よりチャレンジ的な曲に取り組んでみよう。コンクールに向けて アドバイスをいただきに行こう。人前で弾くのが好きだから。逆に苦手だから。教室の次の発表会までに、ダラけないように刺激を!などなど…♪まだ参加されたことのない生徒さんたちもまた次の機会にご検討くださいね。さて、9月は、毎年そうですが、お疲れ模様…の生徒さんが 多かったです。今週末でほぼ運動会は終わりのようですね。10月に入り、台風ももう落ち着いて欲しいと願いながら、レッスンでは、生徒さん達と音楽の世界へより深く入って行きたいと思っています。秋の空、風、木々の色の変化に、美味しい秋の実り、五感を震わせて過ごしてくださいね。

ギャップ対策は…

前回のブログでは、大人と子どもとで、練習の達成感のギャップが生まれる理由について書きました。それでは、どうすれば、ギャップが埋まるのか。こうすればあっという間に大人も納得の練習が出来るようになるという特効薬は、正直、私も未だ見つけられません。ギャップが生まれる理由は、音楽経験の差にあると考えられますので、子ども達の成長を待つ事が必要です。ピアノを習っていればそれだけで素晴らしい演奏ができるのではありません。ここからは、自分が元々心に思っていた事が、この数日の間、ピアノ指導の勉強会、ヴァイオリンリサイタル、ピティナのステップ、ジャズの小曽根真さんのワークショップに、足を運んだ事でより一層 強く思った事です。《音楽を聴いて心に響く感性を磨くこと》音楽に心動かされ、自分もそんな演奏をしたいと心に湧き起こってくる、例えば、演歌を聴いて、子供の頃は何を言ってるのかさっぱりわからなかったけれど、今なら、"お酒はぬる目の燗がいい"と聞けば、うん、いいよねぇ…と、そんなものだと思います。練習なんかしなーい!、不真面目にダラダラ練習している、となれば、練習なしでピアノは弾けないよと、諭しますが、本人は真面目にやってる、やってる気になっている場合、やっている事を認めてあげる事。これは、なかなか難しいと思います。大人の期待が大きいほど、何か言いたくなりますね。2時間練習していても、その頃には更に期待が高まり、もっとやれば、もっと上手になるのに。と思います。そして、お家での練習で、子供が弾いた後、どうだった?と聞かれて、もっと、表現豊かに弾けそうなんだけどな、と思われたら、そのように伝えれば良いと思います、正直で良いと思います。褒めて欲しかったのに、褒められなかった、あーあ、となるけれど、そのあーあは、言うか言わずか、きっと心に残っていると思います。そして、本当に心に響いた時に、良かったよ‼︎と、言ってあげれば、その喜びは ご本人にとって2倍にも3倍にも大きな喜びになると思います。聴き方もあると思うのです。全部が素晴らしくなくても、ここは いいなぁって思って聴いてたよ!と伝えれば、そこに自信を持てるし、自分で気づいてなかったけど、伝わってるんだと、逆に気づきになります。レッスンでも、全部じゃなくても、部分的に取り出して褒めるようにしています。そして、何か成長を見つけられれば、完璧でなくても良しとしています。色んな曲に取り組んでいくうちに定着する事がありますし、何かにつけて、時間がかかるのです。ですから、普段の練習の取り組みに対して、小さなステップアップの積み重ねの連続と思っていただきたいなと思っています。まだ子供ですから、練習の習慣は大人の手助けが必要です。必要ない子は極々稀です。宿題に出された事をサボり続けた場合、私が喝を入れます。入れた後は大概みんな焦って練習を3倍くらいしています笑でも、本当の意味で、自ら音楽を深める練習というのは、やはり、始めに書いたように、感性の成長が必要なのだと思います。著名な日本人のピアニストの幼少の頃は、普段からレコードがかかっていて、音楽が、いつも家の中に流れていた、と少なからず聞きます。今日も小曽根真さんが良いものを知らないとその感性は育たないと仰っていました。今の子供達は放課後も忙しい子が多いですね。お稽古の送迎の車の中で、または、夕飯はクラシックを聴きながら。月に一度はコンサートに行ってみる。バレエも習っていれば、バレエ音楽を聴かせてあげたり舞台を観に行ったり。これからクリスマスに向けて、子供の曲から、賛美歌、ジャズ、インストゥルメンタルやヴォーカル、色々ありますので、5〜6枚買って3ヶ月間クリスマス漬けになってみるとか、そんな事もご家族でご一緒に楽しんでやっていただけると子供はとっても嬉しいですし、一緒にうたったり、この曲は綺麗だなぁと、お気に入りの曲に出会えるんじゃないかなぁと思います。もともと音楽に何らかの楽しさを感じてピアノを習っているのですから。

子供と大人のギャップ

お母様方のお悩みの一つ、ある程度弾けたら、もう弾けてるんだからいいでしよ、という感じで、練習をやめる、という状況。もっと、素敵に弾けるようにしようよ!と言っても、もう弾けてるんだから、いいじゃん!という、親子でのギャップ。あるあるだと思います。実際、レッスン中にもあります。この状況をどう打開するか…悩ましいところだと思いますが、そもそも、そのギャップってどうして生まれるのか、を考えると、一つは、音楽経験の違いじゃないかと思うのです。仮に、ピアノを弾けないお母様でも、音楽を聴くご経験は、子供さん達よりきっと遥かに多い。だから、いい音楽を、感覚的に知っていて、求めるラインが高くなる。でも、まだ、素敵な演奏、いい音楽を知らない子供にとっては、楽譜通りに音やリズムが合っていて、最後まで弾けたら、弾けた!!に、なるのも当然ですね。いやいや、もっと、この先が大事なんだよ、と、思います。特に本番を控えた曲ともなると、そんなの入り口にやっと来たところ。だけど、子供は、なんで?  これから何するの?と、なる訳ですね。ここで、曲の内容を考え、それに沿った表現に繋げることをして行きたいところですが、レッスンでも、それがどこまで通じるか、どこまで共感を得られるか、は、その子の音楽経験値に左右される部分が大きいと感じています。手っ取り早くは、私も、弾いてみて、自分との違いを直に感じて貰う事をしますが、何か違うぞ、と感じて、その先に食いついて来てくれる子もいれば、違うけど、別にいい、となってしまう子もいます。怒っても仕方ありません。その子が求めていないからです。今、その子の中では、大人が思う、"一通り弾けた状態" で、満足度100%になっているのです。それ以上を求めていないのです。例えば、昨日テレビを観ていてふと思ったのですが、漢字を覚えることで考えると、見本を見て、形をまぁまぁ、他の人が見ても何の字か分かるくらいに書けたら、よし!と、思う子もいれば、見本の通りに角度も長さもピッタリに書きたいと思う子もいます。さらに、書けただけじゃダメ、使い方や、熟語も10個は知ってないと!更に、その漢字の成り立ちを調べてみよう!更に…と、どこまで自分が求めたくなるかは、人それぞれ。求めてもいないのに、全部の漢字の成り立ちまで、調べて覚えてこそ、この字を分かったことになるのよ!!と言われても、うんざり…(私の場合)使えたらそれで良いんじゃないの。そんな感覚に近いんじゃないかなぁ。でも、せっかくピアノのレッスンに来ているんだから(行かせてあげてるのだから)、もう少し音楽的に、素敵な演奏を出来るように、と大人は思いますね。では、どうすれば良いか…長くなるので、今日はここまで、次回書くことにします。

大切なもの

関本昌平ピアノリサイタルへ

今日は、お友達のピアノの先生にお誘いをいただいて、浜離宮ホールへ朝活コンサートを聴きに行きました♪前半はプレセミナーで、テレビでもご活躍の野本由紀夫さんによる、ショパンにまつわる貴重なエピソードがたっぷり盛り込まれたお話しを楽しく聴かせていただきました。本日のプログラム曲を年代を追ってお話しくださり、ショパンの青年期以降の生涯を追いながら、今まで自分にはなかった聴き方ができました。後半は、ショパン国際ピアノコンクールで4位に御入賞された関本昌平さんによるショパンのプログラム、何という美しい、そして柔らかな音…から、一音一音鮮やかな音が立ち上がってホールに響き、そして心の中へ…これまでに弾いてきた一曲一曲が、新たに音で伝わってくる感動に包まれ改めて今日は ピアノという楽器に魅了され、ショパンのピアノ曲に引き込まれました。関本さんが仰った言葉、《心から音楽に向き合うこと、空間の響きから得られる感動を大切にして欲しい》朝活コンサートで、正にそのような時間をいただきました。ピアノを弾く楽しさ、弾けて嬉しい気持ち、その先の、もっとピアノにハマっていくかどうか、は、多くの場合、生の素晴らしい演奏からの震えるような感動を味わってからではないかと 感じました。

夏を過ごしながら

大変久しぶりの更新となりました。レッスンの時に、生徒さん達が嬉しそうに夏休みの楽しい出来事をお話ししてくれるのを楽しくお聞きしています♪お家の方々のご準備や お時間捻出もなかなか大変な事だろうなぁと思いながらも、親子で出掛けられるこの時期の思い出はずっと心に刻まれ、ふとした時に懐かしく思い出される宝物だと思います。もう、めったに家族が揃うこのとない今、まさに実感しております。さて、今日は、整形外科で五十肩のリハビリと注射。まさか、自分がこの様な日を過ごすとは想像すらした事がありませんでしたが、思い返すと、30代に向かう時、40代に向かう時にも何かしらの体調の変化がありました。そこまで生きて来れたからこそ経験する異変を、その時その時向き合って身体も気持ちも一つ越えて来たように思います。そんな事をふと考えたりしながら、この夏を過ごしておりました。レッスンをしている間は、程よい動きなのか、全く肩を気にすることはなく、元気な生徒さんたちと集中して時間を過ごせることは、本当にありがたいことです。12月までのレッスン予定が決まり、クリスマスコンサートに向けても練習を開始します♪ステップを控えている生徒さんたちも、どんどん調子よくテキストを進めてらっしゃる生徒さんたちも、それぞれに、生き生きと頑張ってらっしゃる姿を嬉しく見守っています。夏休みが明けて、生活リズムが変わる時ですので、生徒さんたちも体調に気をつけて、精一杯 毎日を過ごして欲しいなぁと思っています。〜〜〜♪〜〜〜♪〜〜〜レッスン枠に空きが出ました。もし、お知り合いでご希望の方がいらっしゃいましたら、お声を掛けていただければと思います。

得意なこと☆ピアノ!

昨日は藤沢駅近くで、世界一長い金魚すくいのコーナーが設置されて、生徒さんがいってらしたそうです♪私もお祭りと言えば金魚すくい、上手な従兄弟のお兄ちゃんと行くのを毎年楽しみにしていました。明日は鎌倉の花火大会、夏本番ですね。さて、前回、健気な努力で想い叶って伴奏者になられた女の子の事を書きましたが、他にも、これから伴奏をされる生徒さんが二人、そして、1学期の音楽会の合奏でピアノを担当された生徒さんもいらっしゃいました。そして、嬉しいお話が更に♪今教室の生徒さんが3人同じクラスになってらっしゃるのですが、1学期の終わりに開かれたクラスのお楽しみ会で、3人ともピアノを弾かれたそうです(^^)ピアノといっても、教室にあるのはオルガンなので、1人の生徒さんは鍵盤が足りなかったらしいのですが、女の子と男の子2人、それぞれ、今レッスンでしている曲、丸になったばかりの曲、5月の発表会での曲を披露されたそうです♪こうして、何か自由に発表する場で、よし!ピアノにしよう!と思える前向きな気持ち、いいですね!3人とも、日頃から頑張ってらっしゃるので、自分はこの曲を!と、すぐに決められる自信も備わっているのだと思います☆高学年になってのクラブ活動で、ピアノが好きな子が集まって音楽クラブを作っちゃったという、嬉しいビックリ!なお話もありました。学校の休み時間に お友達とピアノを弾いているというお話も聞いています。習ってるけど自分は…と、引っ込んでしまうのではなく、わいわい言いながら教えてあげたり教えてもらったりしている時間、それこそ音楽を通じてのコミュニケーションですね♪そんな風に、生徒さん達が、自分の活動の中でピアノが生きているお話を伺えと いいね!いいね!と、益々張り切ってレッスンしたくなります(^^)